「顎が引っ込んでいて、横顔がいつも野暮ったいです。フィラーでラインは出ますか?」
「たくさん入れると顎が長く見えますか?」
横顔の顎のラインをお悩みの方が、よく尋ねてくださるお話ですね。
こんにちは、DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin・Yoon Ju-hyun です ^^
私たちはまもなく明洞(ミョンドン)で開院する準備を進めているのですが、開院を前に顎のラインをお悩みの方が多いので、まずは情報としてまとめておきますね。
横顔の写真を見るたびに気になる引っ込んだ顎、その野暮ったさ、十分に理解できます。
ところが量だけ増やしたからといって横のラインが出るのではなく、かえってずんぐりと崩れることがあります。なぜそうなるのか、何を知っておくべきかを正直に押さえてさしあげますね。
顎フィラーは、顎先の「方向」をとる施術です
まずは一つの誤解を解いてから始めますね。
顎フィラーは単に顎を大きくする施術ではなく、短かったり後ろに引っ込んだりした顎先にボリュームを足して、横顔の流れをとる施術なんですよね。
使われるのは主に粘度のあるヒアルロン酸(HA)フィラーで、骨に近い深い層に入れて、顎先の位置と角度を補う方式です。
ですから「どれだけたくさん」ではなく「どの方向へ、どれだけ」とってあげるかが肝心なところです。
同じ量でも、位置と角度によって結果が大きく分かれるんですよね。
たくさん入れたからといって、長く見えるわけではありません
「どうせなら、たくさん入れて確実に」とお考えになる方が多くいらっしゃいます。
ところが顎先に量が過ぎると、長く見えるよりも、先がずんぐりしたり丸くしこりのように見えたり、不自然に目立ったりすることがあります。
とくに口周りの筋肉が動いたときにフィラーが押されると、じっとしているときと話すときで形が違って見えることもあるんですよね。
ですから適正な量を適切な層と位置に入れて、落ち着いたあとに見ながら調整する方式が、自然なラインにつながります。
はじめから欲張るよりも、角度を見ながら足していくほうが、結果的にすっきりするんですよね。(感じる程度は個人差があります)
引っ込んだ顎が、すべて「顎先」の問題とは限りません
横顔が野暮ったい原因が、いつも顎先のボリューム一つとは限りません。
下顎骨そのものの構造、口が出ている程度、顎の下の脂肪やたるみが一緒に絡み合って横顔をつくるんですよね。
ですから原因が骨の構造や口の突出により近いなら、顎フィラーだけでは期待どおりの変化が難しいことがあります。
二重顎のように見えるのが脂肪のせいなら、また、アプローチが変わってきますし。
ですから、ご自身の横顔のお悩みが「顎先のボリューム」なのか、別の原因なのかから見分けるのが先です。
もとに戻せますが、リスクも知っておく必要があります
ヒアルロン酸フィラーは、分解酵素で溶かして調整したり、もとに戻したりできるという点が長所です。
形が気に入らなかったり、左右差・しこりが生じたりした場合、酵素で分解して対応できるので、少しずつ見ながら入れるアプローチが可能なんですよね。
効果は永久的に固定されるものではなく、時間とともに徐々に吸収され、持続期間は製剤・部位・動きによってさまざまです。(個人差があります)
また、深い層の施術である分、まれに血管に関わる合併症(青白さ・激しい痛み・皮膚色の変化)が生じることがあるので、こうした合図が見えたら直ちに来院していただかなければなりません。
ですから、解剖学的な位置を考慮した慎重な設計が大切です。
こういう方は、もう一度確認してから進んでいただきたいです
顎フィラーが、どなたにでも気軽に勧められる施術というわけではありません。
妊娠中や授乳中の方、施術部位に炎症・ヘルペスがある場合、フィラー成分にアレルギーがある方は、まずご相談いただくほうが安全です。
また、横顔の野暮ったさが主に骨の構造や口の突出から来ているなら、フィラーでは限界があることがあります。
ですから「横顔の写真のせいで」ではなく、ご自身の顎のラインの原因をまず見分けて決められるのが順序です。
よくある質問
Q. 顎フィラーで引っ込んだ顎は全部解決しますか?
A. 顎フィラーは、短かったり後ろに引っ込んだりした顎先にボリュームを足して横顔の流れを補う施術なので、顎先のボリュームが主な原因の引っ込んだ顎には役立つ場合が多いです。ただ、横顔は下顎骨の構造、口が出ている程度、顎の下の脂肪・たるみが一緒につくるため、原因が骨の構造や口の突出により近いなら、フィラーだけでは期待どおりの変化が難しいことがあります。ですから、引いたり満たしたりする前に、ご自身の横顔のお悩みがどこから来るのかを見分けるのが先です。変化の程度は原因と構造によって個人差があります。
Q. 顎フィラーはどれくらい持続しますか?
A. 顎フィラーはヒアルロン酸を使うため、時間がたつと徐々に吸収されて永久的に固定されるわけではありません。持続期間は使われた製剤の粘度、注入した層、口周りの動きによって変わり、通常は数か月から1年以上までさまざまです。顎先は話したり噛んだりするときに動きがある部位なので、その影響も受けます。効果がほどける流れに合わせて、また受けられる方が多いです。一度にたくさん入れて長持ちさせるよりも、角度と自然さを優先するほうが、結果がすっきりする場合が多いです。持続の程度は個人差があります。
Q. 施術後に気をつけることはありますか?
A. 顎フィラーのあとは、フィラーが落ち着くまでいくつか気をつけていただくのがよいです。施術部位を強く押したりこすったりせず、施術直後の激しい運動・サウナ・スチームサウナのように熱を上げる活動は、数日控えてください。硬い食べ物を大きく噛む動作も、序盤は負担になることがあります。腫れや軽い内出血が見えることがありますが、たいてい時間がたつとおさまります。ただ、青白さ、激しい痛み、皮膚色の変化のような合図が見えたら、血管に関わる問題かもしれないので直ちに来院していただかなければなりません。落ち着くまでに通常1〜2週間かかるので、その時点で見ながら必要であれば調整するほうが自然です。
おわりに
今日の内容を一行でまとめると、こうなります。
顎フィラーの横顔のラインは「たくさん」ではなく「角度と位置」でつくられ、引っ込んだ顎の原因から見分けるのが先です。
横顔が野暮ったく感じていらっしゃったなら、その原因が顎先のボリュームなのかから確かめることから始められるとよいです。結果と持続には個人差があるという点も、覚えておいてくださいね。
この記事は施術をおすすめするものではなく、開院を準備しながら情報としてまとめた情報提供のための記事です。
DA Clinic Myeongdong はまもなく開院予定です。開院のお知らせや診療のご案内は、ブログとInstagramで先にお伝えしますね ^^
長い記事をお読みいただきありがとうございました。DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin・Yoon Ju-hyun でした。
本コラムは一般的な医学情報を提供するための情報提供のための記事であり、施術の効果と副作用は個人によって異なる場合があります。DA Clinic Myeongdong は開院予定です。(医療法第56条)