本文へスキップ
DA医院明洞店

明洞の色素、種類を見分けずに消すと、かえって濃くなります

機器

·機器

「肝斑を取りに来たのに、どうしてトーニングだけでは難しいと言われるのでしょう?」

「シミと肝斑は同じものではないのですか? 一度に全部取ってください。」

色素のことでいらっしゃる方が、よく投げかけてくださるお話ですね。

こんにちは、DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin・Yoon Ju-hyun です ^^

私たちはまもなく明洞(ミョンドン)で開院する準備を進めているのですが、開院を前に色素治療を気になさる方がとても多いので、まずは情報としてまとめておきますね。

結論からお伝えします。色素はひとかたまりではなく、種類ごとに異なる「シミ汚れ」なので、種類を見分ける診断が機器よりも先なのです。

たった3分お読みいただければ、どこで受けられるにしても押さえておきたい基準が見えてくるはずです。

色素は一種類ではありません

肝斑、シミ、そばかす、老人性色素斑、単純黒子。よく「色素」とひと言でまとめますが、実はそれぞれ異なるシミ汚れなのです。

服についた汚れも、コーヒーなのか油なのかによって洗い方が違いますよね。色素も同じです ㅎㅎ

表皮に浅くあるシミは比較的早く薄くなりますが、表皮と真皮に複合的にまたがっている肝斑は、性質の異なる悩みなんですよね。

ですから同じ顔、同じ「肝斑のように見えるもの」であっても、それが何なのかをまず見分ける診断が、どの機器を使うかよりも先に立つべきなのです。

1つ目、肝斑は「完治」ではなく「管理」です

多くの方が「レーザーを何回か受ければ肝斑が消えるだろう」と期待していらっしゃいます。

ところが肝斑は、紫外線・ホルモン・体質が絡み合った慢性的な色素なので、一度に取り除くという概念よりも、段階的に薄く管理していく概念に近いのです。

DA Clinic Myeongdong が備えるレーザートーニングは、1064nm Qスイッチ Nd:YAG(Q-switched Nd:YAG)を比較的低い出力で均一に照射し、メラニンを一度に強くではなく、複数回に分けてゆっくり分解する方式です。

通常2〜4週間隔で5〜10回を積み重ねていくと変化がはっきりしてきて、その後も紫外線対策のような管理が結果を左右します。(個人差があります)

2つ目、出力はとにかく強ければ良いというものではありません

どうせ受けるなら一度に強く照射して早く取りたい、とお考えになりますよね。

ところが色素レーザーは、出力が強くなるほど効果が比例して良くなる施術ではないのです。

低すぎると色素がうまく抜けませんが、高すぎるとかえって炎症後色素沈着(PIH)といって、色素がより濃く浮き上がってくることがあるんですよね。

ですから大切なのは、とにかく高い強度ではなく、色素の深さや肌の厚み・敏感さに合わせて、回ごとに出力を細かく調整することです。同じ機器を使っても結果が分かれるのは、まさにここなんですよね。

3つ目、トーニングとピコは互いに役割が異なります

トーニングが良いのかピコが良いのか、よく尋ねられます。ところがこの2つは優劣ではなく、用途が異なるのです。

トーニングはナノ秒(ns)パルスで色素を少しずつ整えるのに強く、ピコレーザーは1兆分の1秒(ピコ秒、ps)というより短いパルスで色素をより微細な粒子に分解します。

パルスが短ければ周囲の組織への熱損傷が少ないため、濃い色素や深い色素・タトゥーにはピコのほうが合う場合が多いんですよね。

まるでシミ汚れを砂のように細かく砕いて、体が自然に掃除して出していくのを助けるイメージなのですが、結局は何の色素なのかを見分けたうえで、トーニングとピコを適切に組み合わせる設計が肝心です。

正直に言うと、こういう方にはおすすめしません

色素レーザーは、あらゆるシミ汚れの答えではありません。

特に単純黒子(老人性色素斑の系統)を強いレーザーで取ろうとして、実は肝斑も一緒にあった場合だと、かえって色素がより濃く浮き上がってくることがあるんですよね。

ですから単純黒子のように見えても、肝斑が混ざっていないかをまず見分ける必要があり、そういうときは強い施術の代わりに、トーニングや肝斑管理へ方向を変えるほうが適していると考えています。

妊娠中や授乳中の方、光感受性のお薬を飲まれている方も、施術を見送って、まずご相談いただくほうが安全です。とにかくレーザーから、ではなく、自分の色素が何なのかを知ることが先ですね。

よくある質問

Q. 肝斑はレーザーで完全になくなりますか?

A. 肝斑は一度に完全に取り除く色素というよりも、段階的に薄く管理していく色素に近いです。紫外線・ホルモン・体質が絡み合った慢性的な変化なので、レーザートーニングでメラニンを複数回に分けてゆっくり分解する方式で取り組むんですよね。通常2〜4週間隔で5〜10回を積み重ねると変化がはっきりしてきて、美白剤と紫外線対策を併せて行っていただくと効果が積み重なります。ただ管理をやめると再び浮き上がってくることがあるので、維持管理を併せて見る施術だとご理解いただけるとよいです。感じ方は人それぞれ異なるという点は、覚えておいてくださいね。

Q. トーニングとピコ、どちらが良いのですか?

A. トーニングとピコは良し悪しではなく、役割が異なる施術です。トーニングはナノ秒パルスで色素を少しずつ整えるのに強く、ピコレーザーはそれより短いピコ秒パルスで色素をより微細な粒子に分解するため、濃い色素や深い色素・タトゥーにより適している場合が多いんですよね。ですからどちらがより良いかではなく、自分の色素がどんな種類で、どれだけ深いかによって、2つを適切に分けて設計するのが肝心です。DA Clinic Myeongdong はトーニングとピコをどちらも備え、診断のうえで適した方式を選んでご案内する予定です。

Q. 色素施術を受けてすぐに日常生活ができますか?

A. 色素レーザーは、トーニングのように出力を抑えて受ける施術であればダウンタイムがほとんどなく、施術直後にわずかな赤みがあっても、たいてい1〜2時間以内におさまり、軽いお化粧も可能です。ただ、シミや老人性色素斑を強く取る施術は、数日間かさぶたができて自然に剥がれていく過程をたどるんですよね。いずれの場合も施術後は紫外線対策をしっかりしていただき、数日はサウナ・チムジルバンのように熱を多く加える活動を控えていただくほうが、色素沈着を減らすのに役立ちます。角質が浮いても無理に剥がさず、保湿を十分にしてくださいね。

おわりに

今日の内容を一行でまとめると、こうなります。

色素は「どの機器」よりも「何の色素なのかを見分ける診断」と「適正な出力・段階的な管理」が結果を作ります。

この記事は施術をおすすめするものではなく、開院を準備しながら情報としてまとめた記事です。

DA Clinic Myeongdong はまもなく開院予定です。開院のお知らせや診療のご案内は、ブログとInstagramで先にお伝えしますね ^^

長い記事をお読みいただきありがとうございました。DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin・Yoon Ju-hyun でした。

本コラムは一般的な医学情報を提供するための情報提供のための記事であり、施術の効果と副作用は個人によって異なる場合があります。DA Clinic Myeongdong は開院予定です。(医療法第56条)