「PRPが自分の血液で肌を再生させると聞きましたが、本当に効果があるのですか?」
「一度打てば、傷あとがすっきり消えるのですか?」
PRPを調べていらっしゃる方が、まず最初に、そして最も率直に気になさる部分ですね。
こんにちは、DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin・Yoon Ju-hyun です ^^
私たちはまもなく明洞(ミョンドン)で開院する準備を進めているのですが、開院を前にPRPを気になさる方が多いので、情報としてまずまとめておきますね。
まずは正直に申し上げます。PRPは「自分の体の回復力」を借りて肌の再生を助ける施術であって、一度で傷あとを消す魔法ではありません。
たった3分お読みいただければ、どこで受けられるにしても押さえておきたい基準と、現実的な期待値が一緒につかめてくるはずです。
PRPは「自分の血液の成長因子」を使い直す施術です
PRP(Platelet-Rich Plasma)は、患者ご本人の血液を約10〜20cc抜いたあと、遠心分離機で回して血小板の豊富な血漿層だけを別に集め、肌にふたたび入れる自家再生の施術です。
血小板の中には PDGF・TGF-β・VEGF のようないくつもの成長因子が入っていますが、これらの成分が損傷した真皮を刺激して、回復とコラーゲン再生を手助けする原理です。
わかりやすくたとえると、自分の体の中にすでにある「修理の信号」を一か所に集めて、必要な場所にふたたびまいてあげる絵だとご覧いただくと、わかりやすいです ㅎㅎ
外部で作った物質ではなく、ご本人の血液成分を使うという点が、PRPを他の注射施術と区別する最も大きな特徴です。
外部の物質ではないので、アレルギーの負担が低いほうです
PRPが絶えず取り上げられる理由の一つが、まさに「自家血」だという点です。
フィラーや他の注入成分のように外部から取り寄せた物質ではなく、自分の体から抜いた血液を使いますから。
ですから外部の物質によるアレルギーや拒否反応のリスクが、比較的低いほうだと知られています。
ただ「自家血だから無条件に安全だ」というわけではありません。注射で進める施術である分、衛生的な採血・注入の環境が前提とされなければならないんですよね。
私たちは使い捨ての滅菌採血キットと、閉鎖型の遠心分離システムを備えて開院を準備しているのですが、血液が外気にさらされないように扱うことは、どの医院で受けられるにしても必ず確認されるとよい部分です。
正直に言うと、一度で劇的に変わる施術ではありません
ここは少し正直に押さえていきますね。
PRPを一度受けて鏡を見ると「あれ、思ったより変わってないな?」となることがあります。
成長因子がコラーゲン再生を手助けする方式なので、変化が現れるとしても、ふつう施術後4〜6週にわたってゆっくり上がってくるんですよね。
そのうえ、一度よりも4〜6週間隔で何度かに分けて受けるときに、積み重なった変化を期待する施術です。畑に肥料を一度にどっとやるのではなく、何度かに分けてやりながら土を活かす絵に近いです。
そしてこの部分が最も大切なのですが、PRPは効果の個人差が大きく、学術的にも根拠がまだ限られている施術です。同じ回数を受けても、ある方はキメがよくなったと感じ、ある方は体感が少ないことがあります。
ですから私たちは「確実によくなる」ではなく「自分の回復力を手助けする補助的な方向」としてご覧いただくことをおすすめします。(個人差がある場合があります)
傷あと・毛穴・脱毛… 万能ではなく、適応症があります
PRPはニキビ跡、開いた毛穴、小じわ、こけた肌の回復を手助けするのに活用され、頭皮に注入する頭皮PRPは脱毛管理の補助手段としても使われます。
ただ「使われる」と「解決する」は別の言葉です。
深く硬い傷あとや、かなり進んだ脱毛を、PRP一つで元に戻すのは、正直に言って無理があります。
特に脱毛の場合、PRPは毛包の周囲の環境を手助けする補助的な役割に近く、薬物治療のような別の方法と一緒に見るときに意味があると見るほうです。
ですからPRPが自分の悩みに合った方向なのか、まず診断しながら一緒に押さえてさしあげるのが正しいと考えています。とにかくPRPを受けてくださいというお話ではありません。
内出血・むくみはよくあり、こんな方はあらかじめお話しください
注射で進める施術である分、注入部位に微細な赤みやむくみ、内出血が生じることがあります。
たいてい1〜3日のうちにおさまるほうですが、内出血は人によって数日長く続くことがあるので、大切な予定があるなら余裕を持たれるのがよいです。
採血は一般的な健康診断の採血くらいで、注入は麻酔クリームを塗ったあとに進めるので、微細なちくちくする程度の場合が多いです。
ただ妊娠・授乳中であったり、血液凝固障害・免疫疾患がおありの方は、施術をおすすめしないか、事前の確認が必ず必要です。
こうした部分は施術の前にあらかじめお話しいただければ、受けてよい状況なのか一緒に確認してさしあげます。(個人差がある場合があります)
よくある質問
Q. PRP、一度だけ受けても効果がありますか?
A. PRPは一度より何度かに分けて受けるときに、積み重なる変化を期待する施術です。成長因子がコラーゲン再生を手助けする方式なので、変化が現れるとしても、ふつう施術後4〜6週にわたってゆっくり上がってくるんですよね。ですからよく4〜6週間隔で3回ほどを一つの流れとして見る場合が多いです。ただ効果の個人差が大きく、根拠もまだ限られている施術なので、「何回なら無条件によくなる」と言い切るのは難しいです。肌の状態と反応を見ながら、回数と間隔を調節されるほうがより合っていると考えています。
Q. PRPは本当に安全ですか?
A. PRPは外部の物質ではなく、ご本人の血液を使うので、アレルギーや拒否反応のリスクが比較的低いほうだと知られています。ただ「自家血だから無条件に安全だ」という意味ではありません。注射施術である分、衛生的な採血・注入の環境が前提とされなければならないんですよね。ですから使い捨ての滅菌キットや閉鎖型の遠心分離のように、血液が外部にさらされないよう扱うかどうかが大切です。また妊娠・授乳中であったり、血液凝固障害、免疫疾患がおありなら、おすすめしないか事前の確認が必要なので、あらかじめお話しください。
Q. PRPで脱毛も治療できますか?
A. PRPは脱毛を「治療」するというよりも、頭皮に成長因子を入れて毛包の周囲の環境を手助けする補助手段に近いです。頭皮PRPが毛髪の成長環境の改善に活用されはしますが、単独で進んだ脱毛を元に戻す施術と見るのは難しいんですよね。ですからふつう薬物治療のような別の方法と一緒に見るときに意味があると見るほうです。効果は個人差が大きく、根拠も限られているので、自分の脱毛の状態にPRPが合った方向なのか、まず診断しながら一緒に押さえてみることをおすすめします。
おわりに — こんな方におすすめします
今日の内容を一行でまとめると、こうなります。
明洞のPRPは、「自分の回復力を手助けする補助施術」としてご覧いただき、何度も・ゆっくり、現実的な期待値で近づかれるとよいです。
外部の物質が負担で、自家血ベースの施術を見ておられたり、傷あと・毛穴・キメを少しずつ整えたい方であれば、一度ご検討いただく価値はあります。
ただ一度で劇的な変化を望まれたり、深い傷あと・かなり進んだ脱毛が悩みであれば、PRPだけでは限界があります。そのときは診断しながら別の方向を一緒に定めるほうが合っていると考えています。
この記事は施術をおすすめするものではなく、開院を準備しながら情報としてまとめた情報提供のための記事です。
DA Clinic Myeongdong はまもなく開院予定です。開院のお知らせや診療のご案内は、ブログとInstagramで先にお伝えしますね ^^
長い記事をお読みいただきありがとうございました。DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin・Yoon Ju-hyun でした。
本コラムは一般的な医学情報を提供するための情報提供のための記事であり、施術の効果と副作用は個人によって異なる場合があります。DA Clinic Myeongdong は開院予定です。(医療法第56条)