「フィラーはどれも同じではないのですか」
「安いところで受けても結果は似たようなものではないでしょうか」
フィラーについてお調べになり始めると、まず最初にお出しになるお話です。
こんにちは、DA Clinic Myeongdong、代表院長のKwon Si-jinです ^^
まもなく明洞で開院の準備を進めておりますが、開院を前にフィラーについて知りたいという方が大変多く、まずは情報としてご案内いたします。
今日はどの医院をおすすめする記事ではありません。どこへ行かれても、カウンセリングで確認していただきたい三つ を取り上げます。
部位に合った製剤かを説明してくれるか
フィラーのほとんどはヒアルロン酸(HA)という同じ成分です。ところが 同じ成分でも、製品ごとに粒子の大きさと硬さが違います。
硬い製品は形を支える必要のある鼻やあごのような部位に、やわらかい製品は薄くて動きの多い目の下や唇に使われます。
目の下に硬すぎる製品が入ると、しこりになったり青みがかって透けて見えたりすることがある理由が、ここにあります。
ですからカウンセリングで 「この部位になぜこの製品なのですか」 と伺ってみてください。製品名と理由を一緒に説明してくれるようであれば、おおむね安心なさってよいです。
ひとつ付け加えますと、同じ部位でも どれくらい深く入れるか で結果が分かれます。浅く入れるべき製品が深く入ると効果がぼやけ、深く入れるべき製品が浅く入ると透けて見えます。製品と深さはひと組で決まります。
リスクの高い部位を把握しているか
フィラーで最も注意すべきはしこりではなく血管のトラブルです。
注入した物質が血管に入ったり、血管を圧迫して血が巡らなくなったりすると、皮膚が傷むことがあり、まれには視力の問題が報告されたことがあります。とくに 眉間・鼻・目の下 は、お顔のなかでリスクが高いと言及される部位です。
二つを確認してみてください。
- 施術前にリスクのある部位を 先に説明 してくれるか
- ヒアルロン酸を溶かすお薬(ヒアルロニダーゼ)が すぐ使える状態にあるか
怖がらせるためではありません。確率は低くても準備の有無が分かれる地点ですので、伺う価値があります。
施術後に皮膚が蒼白になったり、痛みが強くなったり、視界がぼやけたりする場合は、我慢なさらず施術を受けたところへすぐご連絡ください。この場合は 時間が結果を分けます。
元に戻せる製品かを教えてくれるか
意外にも、これを知らずに受けられる方が多くいらっしゃいます。
- ヒアルロン酸(HA)フィラー — 溶かすお薬で元に戻せます
- 非HA系(カルシウム・PDLLA・PCLなど) — 同じお薬では溶けません
非HAがよくないという意味ではありません。コラーゲン生成を刺激してお肌を整えるほうに使われる製品です。ただし 結果が気に入らないときに選択肢が変わる という点は、あらかじめ知っておかれるほうがよいです。
結果が出る時点も違います。詰めて満たす方式は入れた分だけその日に見え、つくり出す方式は数週間かけてゆっくり満ちていきます。これを知らずに受けると「効果がない」と誤解しやすいのです。
初めてでしたら、元に戻せるほうから始められると気が楽かもしれません。
量より大切なもの
カウンセリングでよく出てくるご質問が「何cc入れますか」です。
量ももちろん大切ですが、それより先に来るものがあります。どこに、どの深さで、どんな順序で です。
同じ量でも、支えの必要な場所に先に置いて上を整えるのと、目に見える影から満たすのとでは結果が違います。後者は最初は目に見えますが、時間が経つにつれて重く見えやすいものです。
ですから初めてでしたら 少なく入れて、足りなければ足す 順序が安全だと案内される場合が多いです。むくみが引いたあとに判断するほうが正確でもあります。
部位ごとに気をつける地点が違います
同じフィラーでも、部位によって気を配ることが変わります。よくなさる部位だけ取り上げます。
- 目の下皮膚が薄いので、硬い製品が浅く入ると青みがかって透けて見えることがあります。そしてへこみのように見えるものが、実際には脂肪が前へ押し出されてできた影である場合があり、満たすとかえって重く見えます
- 唇動きが多いので初期のむくみがもっとも目立ちます。最初は少なく始めるほうが安全です
- 鼻・眉間血管の問題がもっとも多く言及される部位です。準備の有無を必ずご確認ください
- ほうれい線表情を使う場所なので、落ち着くまでに少し時間がかかります
- あご・額形を支える必要があるため、相対的に硬い製品が言及されます
整理しますと、薄くて動きが多いほどやわらかく・少なく、支える必要があるほど硬く が大きな方向です。この方向と反対に説明されるようであれば、理由を一度伺われてもよいです。
こうした場合は急がなくてもかまいません
正直に申し上げますと、へこみではなくたるみが原因であれば、満たすだけでは物足りなさが残ることがあります。
頬が下がってできた影にヒアルロン酸を足し続けると、かえってお顔が重く見えることがあります。このときは満たすほうではなく、引き上げるほうを併せて見る必要があります。
そして以下に当てはまる場合は、事前にお知らせいただく必要があります。
- 施術部位に 炎症や感染 がある場合
- 血液をさらさらにする お薬を服用中 の場合 — 内出血のリスクが上がります
- 大切なご予定が2週間以内 にある場合
「ヒアルロン酸よりほかの方法が合います」と言ってくれるところが、結果的により信頼できるものです。
施術当日はこのように進みます
初めての方は、一日がどう進むのかわからないので、より緊張なさるものです。
- カウンセリング・デザイン鏡を一緒に見ながら、どこにどれだけ満たすかを決めます。表情をつくって確認するほうが正確です
- 麻酔部位により麻酔クリームを置くか、局所麻酔をします
- 注入部位により十数分から三十分ほどと案内されます
- 確認左右のバランスを見ながら整えます。このとき座って確認するかどうかをご覧ください。横になったままだけで見ると、実際に見える姿と違ってきます
むくみはたいていその日の夕方から上がってきて、翌朝にもっとも目立ちます。当日より翌日のほうが腫れて見えるのが自然な流れです。
日常生活はおおむね翌日から可能ですが、形が落ち着くまでには 2週間ほど をみておかれるほうが安全です。大切なご予定があれば、そのぶん余裕をおいてください。
- どの製品をいくらでより なぜこの製剤なのか です
- 危険な部位 を把握しているかご確認ください
- 元に戻せるかどうか を先にお尋ねください
よくあるご質問
Q. フィラーはどのくらい持ちますか
A. 製品と部位、動きの多い場所かどうかによって異なります。HAフィラーはおおむね数か月から1〜2年の間と案内されますが、個人差が大きいです。実際に使用する製品を基準にご確認になるほうが正確です。
Q. 韓国製と輸入品では、どちらがよいですか
A. 産地よりはるかに大切なのは その部位に合った剤形かどうか です。韓国製にも精巧な製品がありますし、輸入品でも部位に合わなければ結果は残念なものになります。
Q. 固まった感じがするのですが、どうすればよいですか
A. 強く揉まないでください。初期のむくみと本当のしこりは区別が必要で、対処も違います。2週間が過ぎても硬く触れるようであれば、施術を受けたところで確認されるほうが安全です。
Q. ヒアルロン酸を受け続けると、皮膚が伸びますか
A. そうした根拠は確認されていません。ただし必要以上に繰り返し満たすと形が重く見えることがありますので、量より設計を見ることが大切です。
Q. 施術前に何を準備していけばよいですか
A. 服用中のお薬とサプリメント、これまで受けた施術の記録、ふだんの自然光の写真が一、二枚あれば十分です。とくに以前どの部位にどんなヒアルロン酸を受けられたかは、今回の設計に直接影響します。
Q. ヒアルロン酸とボトックスを一緒に受けてもよいですか
A. 狙うものが違うため一緒に計画する場合があります。ただし順序と間隔はカウンセリングでお決めになるほうが安全です。
受けたあとに確認していただくこと
施術が終わったからといって、すべて終わりではありません。二つだけ持ってお帰りください。
第一に、今日、何がどこにどれだけ入ったか です。製品名・部位・用量をメモしておかれると、次のカウンセリングでそのまま役立ちます。残っている量を知らずに足すと過剰になりやすいためです。
第二に、異常な兆候が出たときに連絡する先 です。夜間や休日にどう連絡するかまで確認しておかれるとよいです。血管の問題はまれですが、時間が結果を分けることですので、連絡先がわからず迷う時間がもっとももったいないのです。
この二つを整えてくれるところかどうかも、実は最初の三つと同じくらい大切な基準です。
なぜこの部位にこの製剤か
ここまでの話をまとめると、こうなります。
フィラーは「どの製品をいくらで」よりも「この部位になぜこの製剤か」で選ぶほうが安全です。
読む前といまとで、考えが少し変わっていれば何よりです。
DA Clinic Myeongdongはまもなく開院予定です。開院のお知らせと診療のご案内は、ブログとインスタグラムで先にお伝えいたします。
長い記事を最後までお読みいただきありがとうございました。DA Clinic Myeongdong、院長のKwon Si-jinでした。
本コラムは一般的な医学情報を提供するための情報記事であり、施術の効果と副作用は個人によって異なる場合があります。DA Clinic Myeongdongは開院予定です。(医療法第56条)
