「脂肪吸引と脂肪溶解注射は何が違うんですか?」
「手術ではなく注射や機器でも似たような効果が出ますか?」
脂肪の施術を調べていらっしゃる方が、いちばん多く比較されるお話ですね。
DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin です。
私たちはまもなく明洞(ミョンドン)で開院する準備を進めているのですが、開院を前にこの二つを混同される方が多いので、まずは情報として違いをまとめておきますね。
違いを知らずに選ぶと、あとで後悔しやすいです。ただ今日の記事はどちらがより優れているという話ではなく、原理と範囲がどう違うのかを客観的にまとめた比較情報です。まずはその違いをはっきりお伝えします。
吸引は「物理的な除去」、非手術の分解は「段階的な減少」です
まずはいちばん大きな違いから押さえますね。
脂肪吸引は、切開した部位から管を入れて皮下脂肪を物理的に吸い出す手術的な方式です。
一方で非手術の脂肪溶解は、注射や機器で脂肪細胞を分解・損傷させ、体の代謝の過程を通じて時間をかけて減らしていく方式です。
一方は一度で一定量を直接取り除き、もう一方は何回かにわたってゆっくり減っていくという点が、出発点の違いです。
原理が違う分だけ扱える範囲と回復の流れも変わるので、一つずつ分けて見ていきますね。
扱える「範囲」がお互いに違います
二つの方式は、一度に扱える部位と量に違いがあります。
脂肪吸引は比較的広い部位や多くの量の皮下脂肪を、一度に扱うのに使われるほうです。
非手術の脂肪溶解は、二重あごや脇腹のように「そこだけ落ちない」狭い局所の部位の輪郭を補助するのに主に活用されます。
ですから広範囲の部位を一度に減らそうとする場合と、狭い部位のラインを整えようとする場合は、考える方式が変わってきます。
どちらが優れているのではなく、「自分の悩みが広い部位なのか狭い局所なのか」によって、合う方向が分かれるわけです。
回復期間と日常復帰の結が違います
回復の面も、二つの方式はかなり違う流れをもちます。
脂肪吸引は切開を伴う手術なので、一定期間の回復管理と日常復帰までの時間が必要なほうです。
非手術の脂肪溶解は切開がなく日常復帰が早い場合が多いですが、むくみやあざが伴うことがあり、一度で終わらないので何度かに分けて進めます。
つまり一方は「回復に時間がかかる代わりに一度で扱う」ほう、もう一方は「回を分ける代わりに日常の負担が少ない」ほうだと見ていただければよいです。
回復の速さと反応の程度は、方式にかかわらず人それぞれ個人差があるという点も一緒に覚えておいてください。
二つの方式とも「限界」がはっきりあります
脂肪吸引であれ非手術の分解であれ、どちらも全身の体重を落とすダイエットを代わってはくれません。どちらも特定の部位の脂肪を扱う方式であって、体重の減量そのものが目的ではないんですよね。
ここははっきりお伝えしておくほうがよいと思います。
また、二つの方式とも結果を保つには、食事・運動のような生活の管理が並行される必要があります。残った脂肪細胞は大きくなりうるからです。
各方式には伴う副作用と注意点もあるので、何を選ぶにしても事前の診断と十分な説明が前提になる点は共通です。
ですから「どちらが無条件に優れている」ではなく、それぞれの原理と限界を知ってご本人の状況に合わせて見るのが肝心です。
選択を控えていらっしゃるなら、この点は押さえていってください
二つの方式のあいだで迷っていらっしゃるなら、いくつかの基準をあらかじめ整理しておかれると役立ちます。
まず「自分の悩みが広い部位なのか、狭い局所の輪郭なのか」を見分けてみてください。扱う範囲が違うんですよね。
次に「回復に使える時間がどのくらいあるか」も大切です。日常復帰までの余裕が違うんですよね。
そしてどちらであれ、副作用・回復・維持の管理についての説明を十分に聞き、ご本人の健康状態で可能な方式かを診断で確認するのが先です。適合の可否と結果には個人差がありますから。
選ぶ前に確認する三つ
二つの方式のうち一つを選ばれるとき、この三つを基準にご覧になると整理がつきます。
- 扱うべき範囲広く厚い場所なのか、局所に残った場所なのか
- 確保できる回復期間何日空けられるかが現実的な基準です
- 皮膚が余る量体積を大きく減らしたときに皮膚がついてくるかどうか
三つ目がよく抜け落ちます。体積だけを見て決めると、減ったあとに残った皮膚が垂れて見えるという結果になり得ます。ですから引き締めるほうを併せて計画する場合があります。
どちらであっても 一度ですべてを解決する方法と見るのは難しいです。 期待値を先に合わせて始めることが、満足度をもっとも大きく左右します。
ボディに使う機器の系統
部位と目的によって、手が伸びる機器が変わります。一台ですべてを解く施術ではありません。
- インモードハリを見るモードと脂肪のほうを見るモードが分かれます。部位ごとのラインの整理に言及されます
- オンダマイクロ波で脂肪層まで届くほうと説明されます。セルライトのほうでも話題になります
- XERF二つの周波数で深い層まで届く高周波系です
- インボディ体成分を測る機器です。体積が減ったのか体重が減ったのかを分けて見るには必要です
最後が意外に大切です。ボディは 目だけで見ていると判断が揺れます。 体重はそのままなのにラインが整った場合も、体重は減ったのに望んだ場所はそのままという場合もあるからです。
始める前と途中に同じ条件で測っておかれると、回数を増やすのかアプローチを変えるのか、判断がずっと正確になります。
ダイエットの代わりにはなりません
この系統でもっともよくずれる期待がこれです。
部位の施術は その場所の輪郭 を扱うほうで、体重を減らすこととは目的が違います。ですから施術を受けながら生活がそのままであれば、望まれるだけ変わるのは難しいです。
逆も同じです。体重が減っても とくに落ちない場所 は残る場合があり、その場所を扱うために部位の施術を見ることになります。順序がこうなると、互いに補い合います。
そして体重が再び増えれば、残っている脂肪が大きくなることがあります。施術だけで保たれるのではなく、生活の管理が一緒に進む必要があると案内される理由です。
回復はこのように進みます
- 当日〜3日むくみがもっとも目立つ区間です。注射系は内出血が一緒に出ることもよくあります
- 一週間前後むくみが目に見えて減ります
- 2〜4週間このころからが実際の姿に近いです
ですから 翌日に鏡を見て判断される必要はありません。 むしろ直後がもっとも腫れているので、そのときの印象で結論を出すとずれます。
回復期間は体を大きく温める活動を数日見送られ、水分を十分にお取りいただくと役立ちます。大切なご予定があれば余裕をおいてください。
ただし痛みが減らずに強くなったり、片側だけひどく腫れて熱感が出たり、硬いしこりが長く続いたりする場合は、施術を受けたところへご連絡ください。
- 手術と注射は 異なる方式 です
- 原理・範囲・回復 がそれぞれ違います
- 手術と注射・機器では 範囲が違います
よくある質問
Q. 脂肪吸引と脂肪溶解注射、どちらがより効果的ですか?
A. どちらか一方が無条件により優れているとは申し上げにくいです。二つの方式は原理と扱う範囲が違うからです。脂肪吸引は切開を通じて比較的広い部位の皮下脂肪を一度に扱う手術的な方式で、脂肪溶解注射は狭い局所の部位の輪郭を何度かにわたって補助する方式に近いんですよね。ですから「自分の悩みが広い部位なのか狭い局所なのか」「回復に使える時間がどのくらいあるか」によって、合う方向が分かれます。どちらであれ限界と副作用があるので、効果だけを比べるよりも原理と回復まで一緒に見て判断されるのがよいです。結果には個人差があります。
Q. 手術なしで非手術の方式だけで脂肪吸引と同じ結果が出ますか?
A. 二つの方式は原理そのものが違うので、同じ結果として単純に比較するのは難しいです。脂肪吸引は皮下脂肪を物理的に吸い出す方式で、非手術の脂肪溶解は脂肪細胞を分解・損傷させて時間をかけて段階的に減らしていく方式なんですよね。扱う量と範囲、変化が現れる速さが違うので、「同一だ」と申し上げるのは難しいです。狭い部位の輪郭をゆっくり整えるには非手術の方式が考えられますが、広範囲の部位は領域が違うことがあります。どちらがご本人に合うかは部位・健康状態によって変わり個人差があるので、診断で確認するのが先です。
Q. 脂肪を減らせば、また太らないんですか?
A. どの方式であれ、減らした部位がまた太らないと決めつけるのは難しいです。分解したり除去した脂肪細胞が減っても、残っている脂肪細胞は生活習慣によって再び大きくなりうるからです。ですから部位を整えたあとも、食事・運動のような生活の管理が並行されてこそ変化が保たれるほうです。保たれる程度は方式・体質・生活習慣によって人それぞれ変わることがあるので、管理の方向を一緒に定めていくことが大切です。
優劣ではなく別の方式です
長くなりましたが、残しておきたいのはこれだけです。
脂肪吸引と非手術の脂肪溶解は優劣の問題ではなく、原理・範囲・回復・限界の違う、互いに異なる方式です。
冒頭でお持ちだったご心配が、少しでも軽くなっていれば幸いです。
どちらがより優れているかを覚えるよりも、「自分の悩みが広い部位なのか狭い局所なのか」「回復に使える時間がどのくらいあるか」から整理してみてください。そうすれば、どの医院で相談されても道がはっきりするんですよね。二つの方式とも限界があり、結果には個人差があるという点だけ覚えておいてください。
DA Clinic Myeongdong はまもなく開院予定です。開院のお知らせや診療のご案内は、ブログとInstagramで先にお伝えしますね ^^
長い記事をお読みいただきありがとうございました。DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin でした。
本コラムは一般的な医学情報を提供するための情報提供のための記事であり、施術の効果と副作用は個人によって異なる場合があります。DA Clinic Myeongdong は開院予定です。(医療法第56条)
