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Column

明洞のほうれい線フィラー、満たすほど不自然になるとき

フィラー

「ほうれい線のせいで、いつも疲れて見えると言われます。」

「フィラーで満たすと、かえって腫れて見えると聞いたのですが、大丈夫でしょうか?」

ほうれい線をお悩みの方が、まず最初に切り出されるお話ですね。

まもなく明洞でお会いする代表院長の Kwon Si-jin です ^^

私たちはまもなく明洞(ミョンドン)で開院する準備を進めているのですが、開院を前にほうれい線のお悩みを抱えてお越しになる方が多いので、まずは情報としてまとめておきますね。

笑っていなくても刻まれるほうれい線、印象まで違って見えて気になるそのお気持ち、十分に理解できます。

ただ、「たくさん満たすほどよい」という考えは結果と違うことが多いので、その部分から解きほぐしていきますね。

ほうれい線フィラーは「溝を埋める」ものではありません

ほうれい線フィラーは単に刻まれた溝をいっぱいに埋める施術ではなく、くぼんだボリュームを支えて影を薄くする施術に近いんですよね。

まずは一つの誤解を解いてから始めますね。

使われるのは主にヒアルロン酸(HA)フィラーで、真皮やより深い層に粘弾性物質を入れて、くぼんだ部分を自然に補う方式です。

ですから溝そのものを表面でぎゅっと満たそうとすると、かえって負荷がかかって重たく腫れて見えることがあります。

肝心なのは「たくさん」ではなく「どこを、どう支えるか」です。

腫れて見える本当の理由は「入れすぎ」なんですよね

「フィラーをすると腫れて見える」という結果のかなりの部分は、正直なところ、入れすぎた場合から出てきます。

ほうれい線は、頬のくぼみ、口元のたるみ、皮膚の厚みが一緒に絡み合ってできる線なんですよね。

ところが原因を見ずに溝だけをいっぱいに満たすと、その体積が笑ったときに押し出されて目立ったり、重たい印象をつくったりすることがあります。

ですから適正な量を適切な層に分けて入れて、2週間ほど落ち着いたあとに見ながら調整する方式のほうが、より自然な結果につながるんですよね。

はじめから欲張るよりも、差し引きながら合わせていくほうが、結局はもとに戻す手間を減らす道です。(人によって異なる場合があります)

もとに戻せるという点が長所です

フィラーが気に入らなかったらどうしようと心配される方も多くいらっしゃいます。

ヒアルロン酸フィラーは、分解酵素(ヒアルロニダーゼ)で溶かして調整したり、もとに戻したりできるという点が長所なんですよね。

形が気に入らなかったり、しこり・左右差が生じたりした場合、酵素を注射してフィラーを分解する方式で対応できます。

おかげで、はじめから一度で全部満たすよりも、少しずつ見ながら入れるアプローチが安全に可能というわけです。

ただ、酵素の施術もアレルギー反応の可能性があるので、反応を見ながら慎重に進める必要があります。

効果は永遠ではなく、リスクも知っておく必要があります

ほうれい線フィラーの効果は永久的に固定されるものではなく、時間とともに徐々に吸収されて薄れていく流れです。

部位と製剤、表情の動きによって持続期間は異なり、通常は数か月から1年以上までさまざまなんですよね。(人によって異なる場合があります)

そして、必ず知っておいていただきたい点があります。

深い層の施術である分、まれに血管に関わる合併症(青白さ・青み・激しい痛み・視野の異常)が生じることがあるので、こうした症状が見えたら直ちに来院していただかなければなりません。

こうしたリスクを減らすには、解剖学的な位置を考慮した慎重な設計が大切です。

ほうれい線が深く見える原因の系統

ほうれい線は、その場所だけを見ても答えが出ない代表的な部位です。

  • その場所がへこんでいる 場合 — 満たすのが正しいです
  • 上の頬が下りてきて折り重なった 場合 — 溝を満たすとより重く見えます。上を支える、または引き上げるほうが先です
  • 表情のくせ で折れる場合 — 満たすだけでは限界があります

二つ目がとくによくあるのですが、ここにヒアルロン酸を足し続けると 線は薄くなるのにお顔が重くなる という結果になります。ほうれい線だけを見て量を増やすうちに不自然になる背景は、たいていこれです。

ですから始める前に、上の頬の状態を併せて見るかどうかが大切です。満たすほうと引き上げるほうを分けて見ると、ずっと少ない量で整う場合があります。

回復はこの順序で過ぎていきます

  • 当日の夕方〜翌朝むくみがもっとも目立ちます。当日より翌日のほうが腫れて見えるのが自然な流れです
  • 2〜3日むくみが目に見えて減ります
  • 1〜2週間内出血が薄くなり、形が落ち着いてきます
  • 2週間以降このころの姿が実際の結果に近いです

ですから 翌日に鏡を見て判断される必要はありません。 最初はむくみが一緒にあって大きく見え、引いていくと「小さくなった」とお感じになる方が多いのですが、たいていは元々入れた分に戻ったということです。

この期間は強くこすらず、サウナのように体を温める活動は数日見送られるほうが安全です。大切なご予定があれば、最低2週間は余裕をおいてください。

こういう方は、もう一度確認してから進んでいただきたいです

ほうれい線フィラーが、どなたにでも気軽に勧められる施術というわけではありません。

妊娠中や授乳中の方、施術部位に炎症・ヘルペスがある場合、フィラー成分にアレルギーがある方は、まずご相談いただくほうが安全です。

また、ほうれい線が主に皮膚のたるみや表情の癖から来ているなら、フィラーだけでは期待どおりの変化が難しいことがあります。

ですから「みんながよくやっているから」ではなく、ご自身のほうれい線の原因から見分けて決められるのが順序です。

  • ほうれい線は へこみとたるみ が重なります
  • 原因を見て 適量を決めます
  • 適切な層で 支える 方式です

よくある質問

Q. ほうれい線フィラーはどれくらい持続しますか?

A. ほうれい線フィラーの持続期間は、使われた製剤、注入した層、施術部位の動きによって変わり、通常は数か月から1年以上までさまざまです。ヒアルロン酸は時間がたつと体内で徐々に吸収されるため、永久的に固定されるわけではありません。口元のように表情でよく動く部位は、比較的早く薄れることもありますし。ですから効果がほどける流れに合わせて、また受けられる方が多いです。一度にたくさん満たして長持ちさせるよりも、適正な量で自然さを優先するほうが、結果的に満足度が高い場合が多いんですよね。持続の程度は個人差があります。

Q. フィラーが気に入らなければ、もとに戻せますか?

A. ヒアルロン酸フィラーは、分解酵素(ヒアルロニダーゼ)で溶かして調整したり除去したりできるという点が大きな長所です。形が気に入らなかったり、しこり・左右差が生じたりした場合、酵素を注射してフィラーを分解する方式で対応できるんですよね。おかげで、はじめから一度で全部満たすよりも、少しずつ見ながら入れるアプローチが可能です。ただ、酵素の施術もアレルギー反応の可能性があるので慎重に進める必要があり、溶かした直後にすぐ再施術するよりも、腫れと状態が落ち着く時間をおくほうがよいです。反応の程度は個人によって異なる場合があります。

Q. 施術後に気をつけることはありますか?

A. ほうれい線フィラーのあとは、落ち着くまでいくつか気をつけていただくのがよいです。施術部位を強く押したりこすったりする動作、施術直後の激しい運動・サウナ・スチームサウナのように熱を上げる活動は、数日控えてください。腫れや軽い内出血が見えることがありますが、たいてい時間がたつとおさまります。何より、青白さ、青みの変色、激しい痛み、視野の異常といった症状が現れたら、血管に関わる問題かもしれないので直ちに来院していただかなければなりません。よくあることではありませんが、知っておかれると安全です。落ち着くまでに通常1〜2週間かかるので、その時点で見ながら必要であれば調整するほうが自然です。

この信号は我慢しないでください

まれですが血管のほうの問題が起きた場合は 早い対処が結果を分けます。

  • 皮膚が 蒼白になったり、まだらになったり する場合
  • 痛みが だんだん強くなる 場合
  • 視界がぼやける 場合

このときは待たずに、施術を受けたところへすぐご連絡ください。夜間や休日にどう連絡するかを施術前に確認しておかれるとよいです。

そして 溶かすお薬(ヒアルロニダーゼ)がすぐ使える状態にあるか は、施術前に伺ってよいご質問です。確率が低くても準備の有無が分かれる地点ですので、伺う価値があります。

Q. 固まった感じがするのですが、自分で揉んでもよいですか

A. 強く揉まないでください。初期のむくみと本当のしこりは区別が必要で、対処も違います。2週間が過ぎても硬く触れるようであれば、施術を受けたところで確認されるほうが安全です。

Q. 一度に全部入れるほうがよいですか

A. 初めてでしたら、少なく入れて足りなければ足すほうが安全な順序として案内される場合が多いです。むくみが引いたあとに判断するほうが正確でもあります。

Q. 施術前に何を準備していけばよいですか

A. 服用中のお薬とサプリメント、これまで受けた施術の記録があれば十分です。とくに以前どの部位にどんなヒアルロン酸を受けられたかは、今回の設計に直接影響します。残っている量を知らずに足すと過剰になりやすいためです。

多くではなく支えること

すべて消して一行だけ残すなら、こうです。

ほうれい線フィラーの自然さは「たくさん満たすこと」ではなく、原因を見て適正な量を適切な層に支えてあげることから生まれます。

冒頭でお尋ねしたこと、いま整理がついたでしょうか。

疲れて見えると言われることが気になっていらっしゃったなら、溝を埋めるよりも、どこがくぼんでいるのかから確かめることから始められるとよいです。結果と持続には個人差があるという点も、覚えておいてくださいね。

DA Clinic Myeongdong はまもなく開院予定です。開院のお知らせや診療のご案内は、ブログとInstagramで先にお伝えしますね ^^

長い記事をお読みいただきありがとうございました。DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin でした。

本コラムは一般的な医学情報を提供するための情報提供のための記事であり、施術の効果と副作用は個人によって異なる場合があります。DA Clinic Myeongdong は開院予定です。(医療法第56条)