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Column

明洞のピーリング、濃度を決める基準 〈肌別〉

ニキビ・毛穴

「ピーリングを一度受ければ肌のキメがすっかり整いますか?」

「角質やぷつぷつが繰り返し出てくるのですが、家で使うピーリング剤では足りませんか?」

肌のキメをお悩みの方が、よく口にされるお話ですね。

こんにちは。明洞で開院を準備している代表院長の Kwon Si-jin です ^^

私たちはまもなく明洞(ミョンドン)で開院する準備を進めているのですが、開院を前にケミカルピーリングを気になさる方が多いので、まずは情報としてまとめておきますね。

濃度を知らずに受けると本当に無駄なお金を使いやすいので、隠さずそのままお伝えします。

ケミカルピーリングは「強いものを一度受けること」ではなく「自分の肌の状態に合う濃度を段階的に積み重ねること」が結果を分けるんですよね。

ケミカルピーリングは、角質層を「溶かして整える」方式です

ケミカルピーリングとは、酸の成分を皮膚に塗って、たまった角質と皮脂をやわらかく溶かして取り除き、キメを整える施術です。

まずは原理から押さえていきますね。

物理的にこすって剥がすのではなく、角質どうしがくっついているつながりを、化学的にゆるめてほどく方式なんですよね。

長くたまった机の上のほこりを手でごしごしこするのではなく、湿らせた布でそっと拭き取るのに近いと見ていただくと、理解しやすいです。

ですから表面の角質と皮脂、細かな色素、詰まった毛穴のキメを一度に整えるのに活用されることが多いです。

AHA・BHA・TCA、成分ごとに届く深さが違います

肝心なのは「どの酸を、どの濃度で」使うかです。

AHA(グリコール酸・乳酸など)とは水に溶ける成分で、主に表面の角質やキメ、細かな色素のキメを整えるのに使われます。

BHA(サリチル酸)は油に溶ける成分なので、皮脂の多い毛穴の中まで入り込み、皮脂と角質が絡んだ部位を整えるのに活用されます。

高濃度のTCAはより深い層まで作用する成分で、へこんだ傷跡の点単位の整えのように、狭く深い部位に限定的に使われるほうです。

このように成分と濃度によって届く深さが違うので、同じ「ピーリング」でも、自分の悩みが表面のキメなのか毛穴なのかによって選び方が変わってくるわけですね。

濃度が高いほど、ダウンタイムと刺激も一緒に大きくなります

隠さずそのままお伝えします。

濃度が高く深く作用するほど整えの幅は大きくなりますが、その分だけ角質が浮いて赤くなるダウンタイムと刺激も一緒に大きくなります。

低い濃度はぴりつきが少なく日常への復帰が早い代わりに変化が緩やかで、高い濃度は数日間の角質・赤み・つっぱりが生じることがある代わりに、一度の整えの幅が大きいほうです。

ですから、とにかく強いものを受けるのが正解ではなく、皮膚の厚み・敏感さ・生活の予定まで見て濃度を設計することが肝心です。

とくに最初からあまりに高い濃度から入ると、刺激ばかり大きくて結果はまちまちになることがあるので、低い濃度から反応を見ながら段階的に上げていくほうが安全です。(反応の程度は個人ごとに差があります)

ピーリング後は、紫外線対策がほぼ半分です

ピーリングと同じくらい大切なのが施術後のケア、そのなかでも紫外線対策です。

角質を整えた直後の皮膚は保護膜が薄くなった状態なので、日光にそのまま当たると、かえって色素が濃くなることがあるんですよね。

せっかくキメを整えておいて紫外線対策を怠ると、細かな色素がかえって増えて骨折り損になりやすいです。

ですから施術後の数日は日焼け止めを丁寧に塗り、強い日光は避けながら、保湿で膜を満たすケアも一緒にもっていかれるのがよいです。

角質が浮いている間、無理にはがしたりこすったりするのも避けなければなりません。自然に落ちるまで置いておくほうが、キメをきれいに整える道なんですよね。

こういう方は、もう一度確認してから進んでいただきたいです

ケミカルピーリングが、あらゆる状態に気軽に勧められる施術というわけではありません。

皮膚のバリアがだいぶ弱っていたり、赤みや刺激が出やすい敏感肌なら、濃度と間隔をより控えめに設定する必要があります。

進行中の炎症性のトラブルや傷、ヘルペスのような部位は、まず落ち着かせてから進めるかどうかを決めるほうが安全です。

また、最近に強いレーザーや剥皮の施術を受けていたり、光過敏を起こしうる薬を飲んでいる場合は、時期を調整する必要があります。

なにより、一度ですべてのキメが整うというよりは、肌の周期に合わせて何度かに分けて整えていく過程だという点をあらかじめ知っておかれると、気持ちが楽だと思います。

濃度と同じくらい大切なもの — 肌の状態

同じ濃度でも、人によって反応が違います。今お肌がどんな状態か によって分かれるからです。

バリアが弱っていたり、最近強い施術を受けた直後だったりすると、ふだん問題のなかった濃度も刺激になります。逆に角質が厚く積み重なった状態であれば、同じ濃度が弱く感じられることもあります。

ですから最初は 低い濃度から始めて反応を見ながら上げる 順序が案内される場合が多いです。初回から高い濃度へ進むことが、常に早道というわけではありません。

そして最近、内服や外用されているもののなかに、お肌を敏感にする成分があれば事前にお知らせください。ニキビ治療用の内服薬を服用中であったり、やめてから間もなかったりする場合はとくに大切です。

回復期間に気を配っていただくこと

この系統は施術と同じくらい、そのあとのケアが結果を分けます。刺激を与えたところが癒える過程だからです。

  • 紫外線対策回復中の皮膚は色素をつくりやすい状態です。ここで怠ると、赤い跡が茶色として残ることがあります
  • 保湿刺激的な活性成分より保湿を中心に置かれるほうがよいです
  • 角質に触れない無理にはがすと、その場所に跡が残りやすくなります
  • 熱を避けるサウナや激しい運動は数日見送られるほうが安全です

赤みが三日を超えてひどく続いたり、水ぶくれができたり、浸出液が出たり、痛みがだんだん強くなったりする場合は、待たずに施術を受けたところへご連絡ください。

  • 濃度と回数 で調節します
  • ご自身の肌に合う濃度 を使います
  • 段階的に重ねて きめを整えます

よくある質問

Q. ピーリングを一度受ければ肌のキメが整いますか?

A. ケミカルピーリングは、一度ですべてのキメを整える施術というよりは、何度かに分けて段階的に整えていく施術に近いです。たまった角質と皮脂は一度である程度整いますが、細かな色素や毛穴のキメは、皮膚が新しく満ちてくる周期に合わせて繰り返してこそ変化が積み重なるんですよね。ふつうは数週間の間隔をあけて濃度を調節しながら進め、回を重ねるにつれてキメがいっそうなめらかになる流れを期待できます。ただ、皮膚の厚みと悩みの種類によって必要な回数が変わるので、個人差があるという点は念頭に置いていただくとよいです。

Q. 家で使うピーリング剤では足りませんか?

A. 家で使う低濃度のピーリング化粧品はキメをなめらかに保つのに役立ちますが、医療機関で使う濃度とは作用する深さが違います。ホームケア製品は毎日軽く管理する用途なので表面のキメをやわらかくする程度で、詰まった毛穴や細かな色素のようなより深いキメは、濃度の設計が必要な場合が多いんですよね。ですからホームケアで維持しつつ、キメの整えがもっと必要なときに状態に合う濃度で段階的に近づく方式がよく使われます。ただ、濃度が高くなるほど刺激とダウンタイムも大きくなるので、状態を見て決められるのがよいです。

Q. ピーリング後に角質が浮くのですが、はがしてもいいですか?

A. ピーリング後に浮いてくる角質は、無理にはがさないほうがよいです。角質が整いながら自然に浮いてくる過程なのですが、手ではがすと、まだ治りきっていない皮膚まで剥がれて赤みや色素が残ることがあるんですよね。自然に落ちるまで置いておきながら保湿で膜を満たし、紫外線対策を丁寧にされるのが、キメをきれいに整える道です。ふつうは数日で角質が落ち着きますが、浮いてくる量と期間は濃度と皮膚の状態によって人それぞれです。刺激が長く続いたり、ひりつきがひどい場合は、診療で状態を確認されるのが安全です。

強い一回より合う濃度で

今日の話を一文に縮めると、こうなります。

ケミカルピーリングは「強いものを一度」ではなく「自分の肌に合う濃度を段階的に積み重ねて」キメを整える施術です。

いちばん最初のあの問い、お答えになったでしょうか。

角質やキメ、毛穴のことでお悩みが多かったなら、そのお気持ち十分に理解できます。ただ、濃度からご自分の肌に合わせて押さえて、紫外線対策を一緒にもっていかれると、骨折り損を減らしてより遠くまで行けると感じます。ただ、整えの幅と結果には個人差があるという点は覚えておいてくださいね。

DA Clinic Myeongdong はまもなく開院予定です。開院のお知らせや診療のご案内は、ブログとInstagramで先にお伝えしますね ^^

長い記事をお読みいただきありがとうございました。DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin でした。

本コラムは一般的な医学情報を提供するための情報提供のための記事であり、施術の効果と副作用は個人によって異なる場合があります。DA Clinic Myeongdong は開院予定です。(医療法第56条)