「リジュランがサーモンDNAだと聞きましたが、それならサーモンアレルギーがあると受けられないのですか?」
「リジュランと水光って同じものじゃないの? どちらも注射でしょう。」
リジュランを調べていらっしゃる方が、まず最初に混乱なさる地点ですね。
こんにちは、DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin です ^^
私たちはまもなく明洞(ミョンドン)で開院する予定なのですが、リジュランを気になさる方があまりに多いので、開院を前に情報としてまずまとめておきますね。
よく言われる「サーモンDNA」という言葉からして誤解なんですよね。そのためサーモンアレルギーの心配にまでつながりますが、その理由をありのままにお伝えします。
Rejuran は「水分を満たしたりボリュームを作ったりする」施術ではなく、「肌の再生環境を助ける」ほうに近い施術なんですよね。長くはありませんので、基準を一つ持ち帰っていただくだけでも十分です。
リジュランは「サーモンDNAからたんぱく質を抜いたもの」ではありません
リジュランの核心となる成分は、PN、ポリヌクレオチドという物質です。
これをよく「サーモンDNA」と呼ぶことから誤解が生じるのですが、正確にはサーモンの精巣から DNA 成分だけを純粋に精製して作ったものなんですよね。
ここでよく出る質問が「それならサーモンアレルギーがあると危ないのではないか」というものですが、精製の過程でアレルギーを起こすたんぱく質のような成分は取り除かれるため、サーモンアレルギーとは別個のお話だとご覧いただければよいです。(それでもアレルギー歴がご心配であれば、診療のとき必ずお話しください。)
わかりやすくたとえると、サーモンから丸ごと何かを抜き取って使うのではなく、必要な成分だけを選んで取り出したものだとご覧いただくと、わかりやすいです ㅎㅎ
「PDRN」と同じ言葉ですって? 実は違います
リジュランを調べていると「PDRN」という言葉と一括りにされて紹介される場合が多いですよね。
ところが PN と PDRN は一文字違いですが、別個の成分です。
どちらも DNA に由来するのは確かですが、PN がそれより鎖の長い成分なんですよね。食品医薬品安全処の分類も違っていて、リジュラン(PN)は組織修復用の生体材料(医療機器)として、PDRN は創傷治療用の医薬品のほうに分かれます。
ですから「PDRN クリーム」や「PDRN 注射」とリジュランを同じものだと考えて比較されると、期待する方向性が食い違うことがあります。
名前が似ていて混同しやすい部分なので、施術の前にどんな成分なのか一度確認していかれるとよいです。
リジュランは「再生」であって、水光・フィラーと目的が違います
注射で真皮に入れるという点は似て見えても、何のために入れるかが違うのです。
ここが一番混乱なさる部分なので、別に押さえておきますね。
水光注射はヒアルロン酸で「水分」を満たすほうで、フィラーやジュベルックはこけた場所に「ボリューム」を作ったり、コラーゲンを刺激したりするほうです。
一方でリジュラン(PN)は、肌が自ら調子を取り戻せるように「再生環境」を助ける方向で知られています。かさついた感じを即座に満たしたり、輪郭を引き上げたりするのではなく、肌の土台を固めてあげると見ていただければよいです。
ですから私たちは「いま自分の肌は水分が急ぎなのか、ボリュームが急ぎなのか、それとも全般的な回復が急ぎなのか」をまず見ていただくことをおすすめします。同じ注射でも答えが違うんですよね。(人によって異なる場合があります)
ヒーラー・HB・I・S、種類は「部位と目的」で分かれます
リジュランといっても全部同じものではなく、いくつかの種類があります。覚える必要はなく「どこに、何のために」で見ていただくと単純になります。
- リジュラン ヒーラーは最も基本型で、再生に焦点を合わせた製品です。
- リジュラン HBはヒーラーにヒアルロン酸(保湿成分)を加えたものなので、再生に保湿まで整えたい乾燥した肌に一緒に検討するほうで、
- リジュラン I(アイ)は皮膚の薄い目もとに合わせたやわらかい製剤で、目もとの小じわが悩みのときに見る種類です。
- リジュラン S(スキン)は傷跡の部位にもう少しとどまるように作った製剤で、ニキビ跡のような悩みに使われます。
このように種類が分かれるのは、より良い・より良くないの問題ではなく、部位と悩みに合わせて選びなさいという意味なんですよね。ですから製品の名前をまず決めるよりも、自分の悩みが何なのかを診断で押さえるのが順序だと考えています。(人によって異なる場合があります)
正直に言うと、一度でぱっと変わる施術ではありません
リジュランを一度受けて鏡を見ると「あれ、思ったより変わってないな?」となることがあります。
正直に申し上げると、リジュランは一度で劇的に変わる施術ではなく、ふつう2〜4週間隔で何度かに分けて受けながら、肌のキメを少しずつ積み上げていく管理型の施術なんですよね。
そして注射で進める施術である分、注入した場所に小さな跡や内出血、むくみが生じることがあります。たいてい数日のうちにおさまりますが、大切な予定があるなら一週間ほど余裕を持って受けられるほうが安全です。
畑に水を一度にどっと注ぐのではなく、一定の間隔で分けてうるおして土を活かす絵を思い浮かべていただくと、ぴんとくるはずです。一度の変化よりも、何度かにわたる流れとしてご覧いただく施術なんですよね。(人によって異なる場合があります)
施術当日はこのように進みます
- 麻酔クリーム部位により20〜30分ほど置きます。この時間を省くと痛みの差が大きくなります
- 注入真皮層に何度かに分けて入れます
- 鎮静赤みとむくみを落ち着かせる段階です
針が何度も入る方法のためチクチクが繰り返されます。目もとのように薄いところはより大きく感じられるほうです。
そして判断は ひと区切りを終えてから1か月 になさるのがもっとも正確です。1回直後は注射の跡とむくみが主に見える時点なので、判断するときではありません。
ブースター系を一枚に整理すると
名前が多くてわかりにくいのですが、狙うもの で分けると簡単になります。
- 水分ヒアルロン酸ベース。水光系がここです
- 再生PN系。リジュランがここと言われます。目もと・小じわのように薄い部位で言及されます
- コラーゲン生成・ボリュームPDLLA系。ジュベルックがここと説明されます。ほうれい線・額のようにボリュームが必要な部位で言及されます
- 自分の血液成分PRP系
「どれがいちばんよいか」という問いが成り立ちにくい理由がここにあります。狙うものがそれぞれ違うのです。
ちなみにPDLLA系は、目の下やまぶたのように薄いところには結節の懸念からすすめられないと案内されます。同じ薄い部位でも使うものが分かれます。
ですからカウンセリングでブランド名より 「私の悩みは水分ですか、再生ですか、ボリュームですか」 を先に伺われると、話がずっと早くなります。
どう入れるかも結果を分けます
同じ製品でも、注入の方式によって結果と回復が変わります。
広い面を均一に覆うときは機械で一定の深さと間隔を保つほうが有利で、目もとのように繊細なところは手で調節するほうがよいと言われます。そのため 機械と手を分けて使う 方式が言及されます。当院明洞院には自動注入機器としてダーマシャインプロを備えています。
そして 深さ が大切です。浅すぎると跡が長く残り、深すぎると狙った層を通り過ぎます。同じ製品・同じ回数なのに結果が分かれる地点は、たいていここです。
注射の施術は、入れることと同じくらい 落ち着かせる過程 も結果に影響します。当院がLDM-MEDやソノエルのような回復・ケア系を併せて備えている理由です。刺激の入った場所をそのままにするのと、鎮静の段階をつなぐのとでは、次の回のコンディションが変わってきます。
施術後の数日はこのように流れます
- 当日〜2日注射の跡がふくらんで残ることがあり、たいてい一両日中に落ち着くと説明されます
- 2〜3日赤みが薄くなります
- 1〜2週間内出血ができていれば、このころに消えるほうです
お顔全体に細かく入った日は赤みが少し長引くことがあるため、大切なご予定の直前は避けられるほう が気楽です。
回復期間は紫外線対策と保湿に気を配られ、サウナのように熱を多く加える活動は数日見送られるほうが安全です。
ただし2週間が過ぎても硬く触れるものがあったり、赤みがひどく続いたり、痛みがだんだん強くなったりする場合は、施術を受けたところで確認されるほうが安全です。
- 再生の環境 を助けるほうに近いものです
- 「サーモンDNA」という言い方は 誤解を招く表現 です
- 何回かに分けて ご覧いただく必要があります
よくある質問
Q. リジュランを打てば、すぐ効果が見えますか?
A. リジュランは即座に見た目がぱっと変わる施術というよりも、肌の再生環境を助ける方向で知られている施術です。ですから一度で劇的な変化を期待されるよりも、ふつう2〜4週間隔で何度かに分けて受けながら、肌のキメを少しずつ積み上げていく流れとしてご覧いただかなければなりません。初めの数回は間隔をあけて集中的に受けたあと、その後は状態を見ながら周期を続けていく場合が多いです。ただ肌の状態や種類によって必要な回数と間隔が変わるので、「何回」と前もって決めるよりも、反応を見ながら調節するほうがより合っていると考えています。
Q. リジュランと水光注射、何が違うのですか?
A. リジュランと水光注射は、同じ注射のように見えても目的の違う施術です。水光注射はヒアルロン酸で肌に「水分」を満たすほうで、リジュランは PN 成分で肌が自ら回復するように「再生環境」を助けるほうなんですよね。わかりやすく言えば、水光は乾いた土に水をやることで、リジュランは土そのものを固めて土台を活かすことに近いです。ですから内側の乾燥がまず悩みなら水光を、全般的な調子の回復が悩みならリジュランを見る、というふうに方向が分かれます。二つは競合関係ではなく、悩みによって役割の違う施術です。
Q. リジュランがサーモンDNAだと聞きましたが、サーモンアレルギーがあっても大丈夫ですか?
A. リジュランの PN 成分は、サーモンの精巣から DNA 成分だけを純粋に精製して作ったもので、精製の過程でアレルギーを起こすたんぱく質のような成分は取り除かれます。ですから「サーモンアレルギーがあると受けられない」という心配とは別個のお話だとご覧いただければよいです。「サーモンDNAからたんぱく質を抜いた」と知られていることもありますが、正確には必要な DNA 成分だけを選んで精製したものだと理解していただければよいです。ただアレルギー歴や特異体質がご心配であれば、施術の前の診療のとき必ずお話しください。そうすれば安全に方向を定められるんですよね。
ひと区切り終えてから見てください
覚えていただきたいのは一つです。
明洞のリジュランは、水分・ボリュームではなく「肌の再生環境」を助ける施術で、一度より何度かに分けてご覧いただかなければなりません。
はじめにお持ちだった疑問が、少しでも解けていれば幸いです。
かさついた内側の乾燥がまず悩みなら水光のほうを、こけたボリュームが悩みならフィラー・ジュベルックのほうを、全般的な調子の回復が悩みならリジュランを、まず見ていただくとよいです。
ただ深い垂れや輪郭が悩みであれば、リジュランより別の方式のほうが合うことがあります。そのときは診断しながら一緒に方向を定めるほうが合っていると考えています。
DA Clinic Myeongdong はまもなく開院予定です。開院のお知らせや診療のご案内は、ブログとInstagramで先にお伝えしますね ^^
長い記事をお読みいただきありがとうございました。DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin でした。
本コラムは一般的な医学情報を提供するための情報提供のための記事であり、施術の効果と副作用は個人によって異なる場合があります。DA Clinic Myeongdong は開院予定です。(医療法第56条)
