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Column

明洞のリジュラン、なぜ3〜4回をひと括りで見るのか〈回数〉

水光・スキンブースター

「1回受けてみたのですが、よく分かりません。もっと受けた方がいいですか?」

「3〜4回と言われましたが、必ず最後まで受けきらないといけませんか?」

1回目の施術を終えられた方が、最もよく質問される内容ですね。

DA Clinic Myeongdong、院長のKwon Si-jinです。

まもなく明洞で開院の準備を進めておりますが、開院を前に回数について知りたいという方が大変多く、まずは情報としてご案内いたします。

リジュランは通常、三〜四回をひとまとまりとし、二〜四週間の間隔で進めるようご案内されます。 1回で大きく変化させる施術ではなく、回復する力を複数回に分けて高めていく形に近いからです。

なぜ1回では足りないのか、間隔はなぜそのように空けるのかには理由があります。その部分を分かりやすくお伝えいたします。

まず、リジュランとは何かから

回数のお話をする前に、成分から押さえるほうが理解が早いです。

リジュランの主成分は PN(ポリヌクレオチド) と説明されます。サケから得たDNAの断片を精製した成分です。

「サケのDNAを入れる」という言い方から誤解が生まれますが、遺伝情報が移るのではなく、断片化された形の物質が肌の再生反応を刺激するほうだと言われています。

ここが回数の話の出発点です。何かを詰めて満たす施術ではなく、反応を促す施術だという意味なのです。

なぜ一度では足りないのか

詰めて満たす施術は、入れた分だけその場所に見えます。ヒアルロン酸がそうですね。

一方で 肌が自ら回復するように刺激する ほうは違います。刺激が入り、回復反応が起こり、その結果が積み重なって初めて目に見えます。

ですから一度の刺激より、一定の間隔で繰り返された刺激が積み重なるときに変化が表れる構造なのです。

「一度打ったけれどいまひとつだった」というお話をときどき伺いますが、多くは効果がなかったのではなく、判断の時点が早かった場合です。

間隔がなぜ二〜四週間なのか

肌が回復反応を起こし、整っていくには時間が必要です。

間隔が詰まりすぎると回復が終わる前に再び刺激が入り、空きすぎると積み重なる効果が散ってしまいます。その中間がおおむね二〜四週間としてご案内されます。

種類が分かれる基準は「部位と目的」

リジュランは一種類ではありません。ヒーラー・HB・I・Sのように名前が分かれますが、基準は どこにどんな目的で使うか です。

目もとのように薄くて敏感なところに使うもの、広い面を扱うもの、傷跡のほうに使うものが分かれます。製剤の硬さと一緒に入っている成分が違うためです。

ですからカウンセリングで 「私の部位にはどれを使いますか」 と伺うと、回数と間隔の説明がずっと具体的に返ってきます。

水光注射・ジュベルックとは目的が違います

この三つを同じものだと思っていらっしゃる方が多いので、整理いたします。

  • リジュランPN系。再生・鎮静のほう。目もと・小じわのように薄い部位で言及されます
  • ジュベルックPDLLA系。コラーゲン生成・ボリュームのほう。ほうれい線・額のようにボリュームが必要な部位で言及されます
  • 水光注射ヒアルロン酸ベース。水分のほう

「どれがより良いか」という問いが成り立ちにくい理由がここにあります。狙うものがそれぞれ再生・ボリューム・水分と違うのです。

ちなみにジュベルックは、目の下やまぶたのように薄いところには結節の懸念から勧められないと案内されます。同じ薄い部位でも使うものが分かれます。

施術当日はこのように進みます

回数を理解するには、一度がどう進むかを知っておくほうがよいです。

  • 麻酔クリーム部位により20〜30分ほど置きます。この時間を省くと痛みの差が大きくなります
  • 注入真皮層に何度かに分けて入れます。広い面は機械で、目もとのように繊細なところは手で分けることもあります
  • 鎮静赤みとむくみを落ち着かせる段階です

ここで気に留めていただきたいのは 深さ です。リジュランは真皮層に入るべきものと案内されますが、浅すぎると跡が長く残り、深すぎると狙った層を通り過ぎます。

同じ製品、同じ回数なのに結果が分かれる地点は、たいていここです。回数を増やす前に 前回どの深さで入ったか から確認されるほうが順序に合っています。

いつ判断すればよいか

  • 一回目の直後注射の跡とむくみが主に見えます。判断する時期ではありません
  • 二〜三回目質感やハリに変化を感じ始める方がいらっしゃいます
  • ひとまとまりを終えて一か月この頃に比べていただくのが最も正確です

開始前と後を同じ照明・同じ角度で撮っておかれると、比較がはるかにしやすくなります。

注入の方法と、回復を助けるもの

同じ製品でも どう入れるか によって結果と回復が分かれます。

広い面を均一に覆うときは機械で一定の深さと間隔を保つほうが有利で、目もとのように繊細なところは手で調節するほうがよいと言われます。そのため 機械と手を分けて使う 方法が言及されます。当院明洞院には自動注入機器としてダーマシャインプロを備えています。

また注射の施術は、入れることと同じくらい 落ち着かせる過程 が結果に影響します。当院がLDM-MEDやソノエルのような回復・ケア系の機器を併せて備えている理由です。刺激の入った場所をそのままにするのと、鎮静の段階をつなぐのとでは、次の回のコンディションが変わってきます。

注射部位に ふくらんだ跡 が残ることがありますが、たいてい一両日中に落ち着くと説明されます。赤みや内出血も数日のうちに薄くなるほうです。

ただし二週間を過ぎても硬く触れるものがあれば、施術を受けたところで確認されるほうが安全です。

こうした場合は急がなくてもかまいません

正直に申し上げますと、今お肌に炎症があるか、最近強い施術を受けた直後であれば、しばらく待つほうがよいかもしれません。

回復が必要な時期に刺激を加えるのは順序ではないからです。

そしてお悩みが再生ではなく へこみたるみ であれば、リジュランの回数だけ増やしても物足りなさが残ります。これは回数の問題ではなく、狙うものが違う問題です。

「今は鎮静が先です」と言ってくれるところが、結果的により信頼できるものです。

  • ふつうは 3〜4回 をひとまとまりと見ます
  • 2〜4週間隔 で進めます
  • 終えてから 1か月 で判断します

よくあるご質問

Q. ひと区切りが終わったら、もう打たなくてよいですか

A. 維持を目的に間隔を広げて続ける場合が多いです。お肌の状態と目標によって異なりますので、終えたあとのカウンセリングでお決めいただければと思います。

Q. ほかの施術と一緒に受けてもよいですか

A. 一緒に計画する場合はありますが、順序と間隔が大切です。同じ日にまとめて行うことが常によいわけではありません。

Q. かなり痛いですか

A. 麻酔クリームを塗ったうえで進めますが、針が何度も入る方法のためチクチクが繰り返されます。目もとのように薄いところはより大きく感じられるほうです。

Q. サケのアレルギーがあるのですが大丈夫でしょうか

A. 精製の過程を経た成分と説明されますが、アレルギーの既往は必ず事前にお伝えください。カウンセリングで判断すべきことであり、ご自身で決められることではありません。

Q. 傷跡にも役立ちますか

A. 傷跡のほうで言及される種類が別にあります。ただし傷跡は形によってアプローチが分かれるため、リジュランだけで整う場合と、ほかの方法が併せて必要な場合に分かれます。

Q. 跡は何日くらい残りますか

A. 注射の跡はたいてい一両日中に落ち着くと案内されます。ただし顔全体に細かく入った日は赤みが少し長引くことがあるため、大切なご予定の直前は避けられるほうが気楽です。

Q. 回数をもっと増やせばもっとよくなりますか

A. 無制限に比例するわけではありません。ひと区切りを終えたあと、維持を目的に間隔を広げていくほうが一般的に案内されます。回数を増やす前に、判断の時点が合っていたか、深さが合っていたかをまず見られるほうがよいです。

Q. お化粧はいつからできますか

A. 針跡が癒える前は刺激になり得るため、施術を受けたところで案内された時点から始めていただければと思います。たいてい当日は避けるようご案内されます。

ひと区切り終えてから判断を

ここまでの話をまとめると、こうなります。

リジュランは3〜4回をひと区切りと見て、終えたあと1か月で判断されるほうが正確です。

整理しますとこうです。リジュランは入れた分だけ見える施術ではなく 積み重なった分だけ見える施術 ですから、一度の強さより、何回をどんな間隔で続けるかが結果をつくります。ですから初回で焦られる必要はありません。

冒頭でお尋ねしたこと、いま整理がついたでしょうか。

DA Clinic Myeongdongはまもなく開院予定です。開院のお知らせと診療のご案内は、ブログとインスタグラムで先にお伝えいたします。

お読みいただきありがとうございました。DA Clinic Myeongdong、院長のKwon Si-jinでした。

本コラムは一般的な医学情報を提供するための情報記事であり、施術の効果と副作用は個人によって異なる場合があります。DA Clinic Myeongdongは開院予定です。(医療法第56条)