「サーマクールは強く、たくさん照射するほど効果が高いのではないですか?」
「一度受けてみたのですが、あまり実感がありませんでした。弱めだったのでしょうか?」
サーマクールを検討されている方が、よく投げかけてくださる質問ですね。
こんにちは、DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin です ^^
私たちはまもなく明洞(ミョンドン)で開院する準備を進めているのですが、開院を前にサーマクールを気になさる方がとても多いので、まずは情報としてまとめておきますね。
サーマクールは、強く受けるほど損になりかねない施術です。
強く照射したからといってコラーゲンが増えるわけではなく、むしろ火傷や痛みのリスクだけが上がるんですよね。知っておかれるとよいことからお伝えします。
読み終える頃には、何を尋ねればよいのかが整理されているはずです。
サーマクールは「真皮を温める」施術です
サーマクールは、モノポーラ高周波(RF)を真皮に伝えるタイトニング施術です。
熱でコラーゲンを即座に収縮させ、その後の数か月をかけて新しいコラーゲンが満ちていくようにする仕組みですね。
しわくちゃのシャツをアイロンで伸ばしながら、同時に生地を織り直していく場面を思い浮かべていただくと、わかりやすいです ㅎㅎ
DA Clinic Myeongdong はサーマクール FLX を備えて開院の準備を進めているのですが、FLX世代はチップとアルゴリズムが改良され、エネルギーがより均一に入り、痛みの負担も軽減されています。
まず1つ目、「強さ」ではなく「適正なエネルギー」です
多くの方が「どうせ受けるなら強く受けたほうがコラーゲンがもっと生まれるだろう」とお考えになりますよね。
ところがコラーゲンは、決まった温度帯で最もよく反応します。
必要以上に強く入れてしまうと、再生よりも先にやけどや痛みのリスクのほうが高まってしまうのです。
ですから大切なのは、ただ高い強度ではなく、肌の厚みや部位に合わせてどれだけ均一に伝えるかなのです。同じ機器を使っても結果が分かれるのは、まさにここなんですよね。
2つ目、チップとショット数を必ずご確認ください
サーマクールは正規品のチップを使い、そのチップに決められたショット数の分だけエネルギーが入る施術です。
ですから「何回受けたか」よりも「正規品のチップで決められたショット数をきちんと受けたか」のほうが、ずっと大切なんですよね。
どのチップを使うのか、ショット数は何ショットなのかは、施術前にご確認いただくのがよいです。
これはどちらの医院で受けられるにしても、押さえておくと役立つ部分です。
3つ目、効果は「受けた後」に作られます
サーマクールを受けて鏡を見ると「あれ、あまり変わっていないけど?」と感じられるかもしれません。
本当の変化は、コラーゲンが再び満ちていく2〜3か月、長いときは半年をかけてゆっくり現れてくるんですよね。
施術直後よりも、その後のほうが大切な施術なのです。
ですから施術後は紫外線を避け、保湿をしっかりしていただくことが、結果にかなり影響します。(感じ方は人によって異なります)
同じ高周波なのに、なぜ機器が何台もあるのか
高周波といっても、すべてが同じ高周波ではありません。電極をどう置くか、周波数をいくつで使うか、表面をどう冷やすかによって、同じ真皮を温めても届く深さと感じ方が変わります。
- サーマクールFLX — モノポーラ方式で真皮全体を均一に。皮膚の抵抗値を読んでエネルギーを合わせる機能があり、冷却と振動で痛みを下げたと説明されます
- XERF — 二つの周波数を併せて使い、より深い層まで届くほうと説明されます。冷却があり痛みが比較的少ないほうで、お顔に肉が少ない方に言及されます
- ボルニューマ — モノポーラ高周波で真皮から皮下層まで均一に。ボリューム感のあるハリのほうと説明されます
- インモード — ハリのモードと脂肪のほうのモードが分かれ、ラインまで併せて見るときに言及されます
当院明洞院にこの四つを併せて置いた理由は単純です。選択肢があってはじめて「これは今されなくても大丈夫です」と言えるからです。一台しかなければ、どんなお悩みが来ても結論がその一台へ収束していきます。
そしてたるみが深い場合は、高周波系だけでは限界があります。このときは超音波のほう(ウルセラピープライム・シュリンクユニバース・ソフウェーブ)を併せて見ます。真皮をどれだけよく温めても、より深い層が下りてきたものを引き上げることはできないからです。
正直に言うと、こういう方にはおすすめしません
サーマクールは、あらゆるたるみの答えではありません。
肌のたるみがかなり進んでいたり、深い層のゆるみが気になっていたりする場合は、高周波タイトニングだけでは限界があります。
そういうときは正直に、別の方法のほうが合うこともありますので、診察しながら一緒にお伝えするのが筋だと考えています。
無条件にサーマクールを受けてくださいというお話ではありません。ご自身の肌に合った方向を知っていただくことが先ですね。
施術のあとの数か月をどう過ごすか
サーマクールは施術そのものより そのあとの数か月 が結果をつくる施術です。コラーゲンが満ちていく期間だからです。
- 紫外線対策 — 紫外線はコラーゲンを削るもっとも大きな要因と言われます。満ちていく間に削られると、残るものが減ります
- 保湿 — 回復期間は刺激的な成分より保湿を中心に置かれるほうがよいです
- サウナ・激しい運動 — 直後の一〜二週間は控えられるほうが安全です
「一年もった」と「半年しかもたなかった」の違いが、機器の違いではなくこの数か月の違いである場合があります。
- 強さより 肌に合った適正なエネルギー が結果を分けます
- 正規のチップと 決められたショット数 を施術前にご確認ください
- 変化は 2〜3か月かけて ゆっくり現れます
よくある質問
Q. 施術のとき、とても痛いですか?
A. サーマクールの痛みは加熱される瞬間のチクッとした、あるいは熱い感じで、耐えがたいほどではない場合が多いです。ただ部位によって差があり、額や口元のように骨に近いところは、もう少し刺激を感じることがあります。FLX世代はチップと伝達アルゴリズムが改良されて、一度に当たる衝撃が分散されるため、以前より痛みの負担が軽くなったんですよね。施術前には麻酔クリームを十分に塗り、施術中は冷却装置で熱感を冷ましながら進めるので、ほとんどの方が問題なく受けられています。それでも痛みに敏感な方は、あらかじめおっしゃっていただければ強度とスピードを調整いたします。感じ方は人それぞれ異なるという点は、覚えておいてくださいね。
Q. 何回くらい受ければよいでしょうか?
A. サーマクールは通常、1年に1回、単独で受ける施術です。一度の施術でコラーゲンが即座に収縮し、その後の数か月をかけて再生されながら、一定期間ハリの改善を期待する方法なんですよね。ただ老化は施術の後も進み続けるため、効果が永久に固定されるわけではありません。ですから通常は1年に1回ほど、状態を見ながら再び受ける方が多い傾向です。肌のハリの程度、年齢、生活習慣によって適正な周期が変わってきますので、無条件に頻繁に受けるよりも、ご自身の肌の状態に合わせて間隔を決められるのがよいです。
Q. 受けてすぐに日常生活ができますか?
A. サーマクールは施術当日から日常生活が可能な施術です。切開したり糸を入れたりする施術ではなく、回復のために別途休む必要のあるダウンタイムがほとんどないんですよね。多くの場合、施術直後に洗顔と軽いお化粧が可能で、赤みや微熱感が残っても、たいてい数時間から1日以内におさまります。ただ施術後の数日はコラーゲンが反応する時期なので、紫外線を避けて保湿を十分にしていただくと、結果に役立ちます。サウナ、スチームサウナ、激しい運動のように熱を多く加える活動は、数日ほど控えていただくほうが安全です。
Q. 麻酔をすればもっと強く受けられると聞きました
A. 痛みが減ればエネルギーを上げる余地が生まれるのは確かです。ただし強さを上げることが常によいわけではなく、皮膚の厚さと脂肪の量を併せて見る必要があります。強さより設計が先です。
Q. どのくらいの頻度で受けますか
A. おおむね一年前後を基準線に置きつつ、お肌の状態と年齢によって前後に動きます。コラーゲンが満ちるには時間が必要ですので、反応が終わる前にまた熱を加えると、追加の効果より負担が先に積み重なります。
Q. 何も変わっていない気がするのですが、失敗でしょうか
A. 判断の時点からご確認になってみてください。二、三か月前は変化がすべて出ていない時点ですので、そのときの印象で結論を出すとずれます。始める前の写真と三か月後の写真を同じ条件で比べられるほうが正確です。
結果は数か月後に分かれます
すべて消して一行だけ残すなら、こうです。
サーマクールは、強さよりも「適正なエネルギー・正規品のチップ・再生期間の管理」が結果を作ります。
冒頭でお持ちだったご心配が、少しでも軽くなっていれば幸いです。
DA Clinic Myeongdong はまもなく開院予定です。開院のお知らせや診療のご案内は、ブログとInstagramで先にお伝えしますね ^^
長い記事をお読みいただきありがとうございました。DA Clinic Myeongdong 代表院長の Kwon Si-jin でした。
本コラムは一般的な医学情報を提供するための情報提供のための記事であり、施術の効果と副作用は個人によって異なる場合があります。DA Clinic Myeongdong は開院予定です。(医療法第56条)
