"受けた方がみんな痛かったとおっしゃるので、怖いです。"
"でも、ある方は我慢できるくらいだったとおっしゃっていました。どうして違うんですか?"
同じ施術なのにこのように話が分かれるため、ウルセラを控えている方が真っ先に尋ねられる部分ですね。
こんにちは。DA Clinic Myeongdong、院長のKwon Si-jinです。
まもなく明洞で開院の準備を進めておりますが、開院を前に痛みを心配される方が大変多く、まずは情報としてご案内いたします。
ウルセラは骨に近い部位ほど、そして深い層を扱うほど、より痛く感じられます。 同じ機器で同じ出力を使っても、そのエネルギーがどこを通るかによって体感が分かれるからです。
そのため、痛みを軽減する方法も我慢すること一つではなく、いくつかのアプローチに分かれます。どの部位がなぜそうなのか、そのままお見せいたします。
なぜそのように感じるのか
ウルセラは超音波のエネルギーを 一点に集めて 深い層まで伝える方式と説明されます。
虫めがねで日光を集めるのに似ていると言われます。表面は通過させて、決められた深さでだけ熱が結ばれるようにする構造です。こうして結ばれた場所を 熱凝固点 と呼びます。
ここが痛みの性格を決めます。高周波のように広い面をじんわり温める方式ではなく 点の単位で瞬間的に入る 方式なので、温かい感じではなく ピリッと、あるいはチクッと した感じで通り過ぎます。
そしてこのエネルギーが骨の近くを通るとき、振動がより大きく伝わります。同じ強さでも部位ごとに体感が分かれる理由です。
深さによっても分かれます
部位と同じくらい大切なのに、あまり知られていないのが 深さ です。
ウルセラは一つの深さだけで照射するわけではありません。たいてい三つの層に分けて使います。
- 4.5mmSMASと呼ばれる深い層。手術で引き上げるときに手を入れる層と同じ深さと説明されます。もっとも重く感じられます
- 3.0mmその上、真皮の下の層。中くらいに感じられます
- 1.5mm浅い層。肌のきめや小じわのほう。もっとも軽いほうです
ですから 「ウルセラは痛い」という一文でくくるのは難しいのです。 同じ額でも、4.5mmを通るときと1.5mmを通るときでは違うからです。
カウンセリングで 「今日はどの深さを何ショット使いますか」 と伺うと、痛みがどの区間で来るのか、あらかじめ見当がつきます。
部位ごとに分けてみると
- 額すぐ下が骨なので、刺激が大きく感じられるほうです
- フェイスライン・口もと薄くて敏感なので、はっきり感じられます。歯のほうへ響く感じをおっしゃる方もいます
- 頬比較的厚みがあるので、軽い場合が多いです
- 首薄いのですが、エネルギーを下げて進める部位なので体感が違います
- 目もと薄くて骨が近いので、敏感に感じられるほうです
痛みは始める前にすでに分かれています
意外だと言われる部分ですが、ウルセラで体感を大きく変えるのは 照射前の準備の段階 です。
第一に、座った状態でデザイン を決めるかどうかです。横になると、たるんだ組織が後ろへ押し上げられて、実際に下りてきている位置が違って見えます。横になったまま線を引くと、本当に必要な場所を外し、必要のない場所にエネルギーが入ります。痛くなくてよいところが痛くなるということです。
第二に、部位ごとにショットを違えて配分する かどうかです。頬骨の出ている度合い、頬の厚み、フェイスラインが下りてきた方向は人によって違いますので、同じ総ショット数でも、どこに何ショットを置くかによって結果と痛みが一緒に変わります。
第三に、層を見ながら照射するか です。ウルセラ系は超音波の映像で皮膚の層を確認しながら進められることが特徴として説明されます。層を確認して照射すれば無駄打ちが減り、無駄打ちが減れば同じ効果をより少ない刺激で得られます。
施術全体はおおむね一時間前後と案内されます。この時間が極端に短ければ、デザインと配分を飛ばしていないか一度確かめてみる価値があります。
痛みを抑えて受ける方法
- 生理の直前・期間中 は痛みに敏感になることがあるため、日程を避けられる方もいます
- 施術前に カフェイン を減らすと役立つと言われることもあります
- 耐えづらければ すぐにおっしゃってください。 部位ごとにエネルギーを調節できます
- 鎮痛薬や麻酔の方法は 施術を受けるところと事前にご相談 いただければと思います
- 時間に余裕のある日にされるほうがよいです。急いでまとめて照射すると、同じショット数でもつらく感じられます
ひとつ申し上げておきたいことがあります。痛みの程度と効果は比例しません。
「痛いほど効果がよい」というお話に合わせて必要以上に強く入ると、再生より負担が先に大きくなります。強さを上げることより どの層にどう配置するか が結果を分けるほうです。
痛みが負担なら、ほかの道もあります
超音波リフティングがリフティングのすべてではありません。狙う層とエネルギーの方式によって系統が分かれます。
ここで少し正直なお話をいたします。
- 超音波(HIFU)系深い層を点で狙う。たるみそのものを引き上げるほう
- 高周波(RF)系真皮を面で温める。ハリと肌のきめのほう。おおむね痛みが少ないほうと説明されます
- マイクロ波系脂肪層まで届く。ラインの整理のほう
当院明洞院にはこの三つの系統がすべて入っています。超音波のほうにウルセラピープライム・シュリンクユニバース・ソフウェーブ、高周波のほうにサーマクールFLX・インモード・XERF・ボルニューマ、マイクロ波のほうにオンダを置いています。
機器の自慢のために書いているのではありません。選択肢があってはじめて「これは今されなくても大丈夫です」と言えるからです。一台しかなければ、すべてのお悩みがその一台へ収束していきます。
痛みが本当に負担でいらっしゃるなら、超音波を我慢して耐えるより 今のお悩みがたるみなのかハリなのか から見直されるほうがよいです。ハリのほうであれば、そもそも別の系統が合っています。
こうした場合は急がなくてもかまいません
正直に申し上げますと、以下に当てはまる場合は今ではないかもしれません。
- 頬の肉が少なめ の場合 — エネルギーが過剰に入ると、かえってこけて見える変化が言及されます
- たるみよりきめ・ハリ が主なお悩みの場合 — 狙う層が違います
- お肌に 炎症がある、または最近強い施術を受けた直後
そして妊娠中の方、施術部位に金属の埋入物がある方、ケロイド体質の方は事前にお知らせいただく必要があります。歯科のチタンインプラントはこれに当たらないと案内されます。
「今はされなくても大丈夫です」と言ってくれるところが、結果的により信頼できるものです。
施術のあとは
数日は押されるようなだるさや軽いむくみが残ることがあり、たいてい時間が経つにつれて落ち着くと案内されます。コラーゲンが収縮しながら生じる反応として説明されます。
変化そのものはゆっくり来ます。施術直後の軽い引き締まりのあと、二、三か月かけて コラーゲンが満ちながら表れていく流れと言われます。ですから翌日に鏡を見て判断される必要はありません。
回復する間は紫外線対策と保湿に気を配られ、サウナのように熱を多く加える活動は一〜二週間見送られるほうが安全です。
ただし以下は異なります。
- やけどのように 水ぶくれができる 場合
- 感覚が 鈍いまま長く続く 場合
- 表情が片側だけ 不自然になった 場合
- 痛みが減らず かえって強くなる 場合
このようなときは待つより、施術を受けた医院へすぐご連絡いただくほうが安全です。
- 部位と深さ によって変わります
- 骨に近いほど より痛みます
- 痛みの強さと結果は 比例しません
よくあるご質問
Q. 静脈麻酔で受けることはできませんか
A. 可能なところもありますが、痛みの反応を言葉で伝えられないため強さの調整が難しくなる点も併せてお考えいただく必要があります。選ばれる前に長所と短所を十分にお聞きください。
Q. ショット数を減らせば痛みは軽くなりますか
A. 軽くなることはありますが、その分扱える範囲も狭くなります。痛みを抑える別の方法を先にご相談いただくほうがよいでしょう。
Q. 二回目も同じように痛みますか
A. 初回より軽く感じられる方が多いものの、その日の体調や部位によって変わるため、一概には申し上げにくいところです。
Q. 施術中に皮膚のなかを見ながら行うのですか
A. ウルセラ系は超音波の映像で層を確認しながら進められることが特徴として説明されます。層を見て照射するのと見ずに照射するのとでは、同じ機器でも別の施術になります。
Q. 純正かどうかはどう確認しますか
A. チップ(カートリッジ)を開封する場面を直接確認させてほしいとお願いされてかまいません。決まったショット数がチップに設定されていますので、チップとショット数を併せて確認するのがもっとも確実です。
痛いほど良いわけではありません
要点だけ残すと、こうなります。
ウルセラの痛みは部位と深さによって分かれ、痛みの程度と結果は比例しません。
お入りになったときのご質問に、こうお答えします。
DA Clinic Myeongdongはまもなく開院予定です。開院のお知らせと診療のご案内は、ブログとインスタグラムで先にお伝えいたします。
長い記事をお読みいただきありがとうございました。DA Clinic Myeongdong、院長のKwon Si-jinでした。
本コラムは一般的な医学情報を提供するための情報記事であり、施術の効果と副作用は個人によって異なる場合があります。DA Clinic Myeongdongは開院予定です。(医療法第56条)
